(株)伊東屋 丸の内店
東京都千代田区丸の内3-1-1国際ビル1F
ギフト重視した品揃え
      ―カクテルインクで独自色も―
 伊東屋丸の内店は、帝国劇場も入居する国際ビル1階にテナント出店。丸の内仲通りに面した専用のエントランスも設けているので、路面店のスタイルも併せ持つ。この仲通りは、丸ビル新オープン以来新しい店が次々と開店し、大勢の女性たちで賑わっているという。

 その同店がこのほど、全面的に改装を行い、3月15日にリニューアルオープンした。
 「店内は白とシルバーを基調にして、商品が引き立つように致しました。ギフトの需要が増えてきましたので、オリジナル商品や直輸入商品を多く取り揃えています。さらに、丸の内店らしさを出そうと考え、カクテルインクも展開しています」と話すのは、伊東屋で初の女性店長となった小山容子店長。店内のデザインも、女性デザイナーの手によるものだそうだ。

 売り場は、エントランス側の約50平方mの売り場と、通路を挟んでその奥にある約150平方mの売り場の二つに分かれているが、リニューアルでは通路側の間口をそれぞれ広げ開放的にしたのが特徴。売り場の往来がしやすくなった。

 エントランス側の売り場では、レターやカードなどのコミュニケーションツールを品揃え。これまで万年筆や高級ギフトを展開してきたが、「エントランスから女性のお客様がより入りやすいように、女性のお客様に支持の強いカードやレターセットなどを展開しています。新製品がどんどん入ってきているので、常に新鮮な売り場づくりを心掛けています」と小山店長。カードはまとめ買い需要が圧倒的で、それとプラスでレターをというお客も多いという。

 一方、奥の売り場では一般文具や事務用品、オリジナルや直輸入などのギフト商品、高級筆記具、カクテルインクなどを集積。スペイン製の直輸入ノートをイベント台にずらりと並べるなど、よりパーソナルを重視した売り場づくりを行っている。

 オリジナル商品では、丸の内店で先行販売された革小物の新製品がおすすめ。ボックス型名刺入れ、小物入れ、ティッシュケースなどをラインアップしている。ピンク、ライトグリーン、ベージュといったカジュアルなカラーバリエーションで、特にピンクとライトグリーンの人気が高い。直輸入商品では、イタリア・ジョルジオフェドンの小物が人気。

 丸の内店ならではの商品であるカクテルインクは、同店だけでの展開。その場で調合して販売するスタイルで、四十八色のインクを用意しているが、「ピーチフィズ」や「カンパリオレンジ」など、カクテルの名前を付けたものが多い。専用のギフトボックスも用意しているので、ギフトにも最適。「ガラスペンとセットでお求めになる人が多い」そうだ。

 現在の同店の来店客は、六割強が女性客。平日は二、三十代のOL、休日は家族連れやカップル、女性の方のグループといったところが中心だが、特に改装後増えたのは、休日と平日夕方の個人客。エントランスから入ってくる人がかなり目立つという。
 「先日、男性のお客様から店が随分明るくなって 良くなったねぇ≠ニ言われたが、そういうお客様の声は非常にうれしい事です」という小山店長は、「常に明るく、いつ来ても新鮮な商品がギフトとして選べるように、フレッシュさを失わないで、期待され続けるお店を目指していきたい」と抱負を語った。
〈店舗データ〉
売場面積=約200平方m
営業時間=平日/午前9時半から午後7時、土・日・祝日/午前10時半から午後6時まで
従業員=社員7人、アルバイト5人
販売=店売90%、外売10%
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